机を離れてそのまま教室を出て行った。

その後ろ姿は何か寂しそうだった。

私はその後ろ姿に何も言えなかった。

そして、そのまま教室を出た。

このクラスは後ろで同盟を組んだものどうし楽しくワイワイしている。

自分は絶対にやられないという自覚があるのだ。

私だって彼らを殺すつもりなはない。

わかっている、わかっているのだ。

私が死ねばこんなゲームすぐに終わる。

でも死にたくない、そう思いながら私はクラスを後にする。

これから、屋上にいくのだ。

あそこは私の一人で入れる天国だ。

鍵を開けて屋上に入る。

当たり前だけど誰もいない。