学年戦争 殺し屋ゲーム

「私さ……クラスでぼっちなんだよね、仲良くなった子に裏切られちゃって……でもさ海斗はそんな私でも受け入れてくれた優しい人なんだ、きっと今回も受け入れてくれる、それにね……」

隼人は黙ったまんま私を見つめ、話しを聞き続けている。



「それに、隼人の言った通り海斗が私のこと好きなら信じてくれるよ」



我ながら恥ずかしくなるような言葉、でも今はこれ以外考えられない。

大丈夫だろうか、そう思って隼人を見ると


「わかった……入れろよ、海斗を」


良かった、信じてくれた。

「ん、ありがと」

そう言ってまたドアのの方へと足を進める。

「海斗……一人?」