学年戦争 殺し屋ゲーム

そう思って歩き出したとき、また声がした。

「うっせぇなぁ!! ならいいよ、俺以外全員殺してやる!!」


今、何と言った?


俺以外全員殺すって? 何を馬鹿なことを……


「俺は『鬼』じゃねぇ、じゃあ俺以外全員殺せばその中に『鬼』はいるだろうよ」


確かにそうだ。

それなら私を殺すことが出来る。

でも、そしたら他の奴らも全員殺してしまうことになる。

辛くはないのだろうか。

それでは一人になってしまう。

生き返ったみんなも相手をしてくれなくなってしまう。

彼の心は泣いているのではないのだろうか。

風が揺れた。

そう思った時には目の前に人がいた。