学年戦争 殺し屋ゲーム

もう後悔するには遅い。

あぁ、私はどんだけ駄目な人間だろう。

本当に彼女は死んでしまうのだろうか。

そしたら私は人殺しだ。




「おい! 弥生!」




あまりに怖くって声を掛けられているのに気づけなかった。

「か、海斗……どうしたの?」

私の体は小刻みに震えていた。

「いや、ちょっとぼうっとしてたし大丈夫かなって……」

あっ、心配してくれていたんだ。

少し前まで心が痛かったのに今はとても嬉しく感じていた。

今の私はこれぐらいで嬉しく思うんだ。

人間は薄情な生き物だ、と改めて今思った。

「海斗、ありが……」




「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

お礼が言いたかった、ただそれだけだったのに突然後ろからグシャっという音と、多くの悲鳴が聞こえた。

何事かと思って後ろを振り返ると目に飛び込んだのは肉塊。