ある日、お城の家臣から町の者達におふれが出た



王子様のお妃を選ぶ舞踏会を開く。
身分は問わない。



あとは舞踏会の日程が書かれていました



このおふれに、町中の娘達は大喜びでした。



身分を問わず


何て素晴らしい企画


誰もがそう思いました。



シンデレラの所でも大騒ぎになっていました。



姉妹はドレスにアクセサリー、それに合わせたヒールを選んだり・・・・・・。



シンデレラがせっかく時間をかけて片付けたのが無駄になってしまいました。



でも二人は、そんな事はお構い無しでした。



ドレスとアクセサリーの中には、シンデレラの持ち物も含まれていました。



「シンデレラには必要ないでしょう。
だって舞踏会に行く事はないでしょうから」



そんな勝手な理由で二人は、シンデレラの幸せを奪っていったのです。