「お前なにヤられてるんだよ」




真広は呆れたように
床に寝っころがる。




「だって急に押し倒されたから
逃げられなくって」




「聞こえたよ。お前が俺を呼ぶ声」



「そりゃ聞こえるでしょ。
叫んだくらいだし。」




あれで聞こえなかったら
もうそれは聞こえてないフリだよ。




「来てくれてありがとね」


「いえいえ」




私は安心したように
微笑みながら真広の隣に寝転んだ