恋をするなんて…。



「私たちは先生についていこうと思ったんです。それじゃダメですか? これからもっといい部活作りましょうよ! これで吹奏楽部は終わりじゃありません」



と、微笑みながら及川が言うんだ…



「ああ…」

一つ零れた涙を拭う。

俺が言って欲しかったのは
この言葉なんだ。

俺の思い込みを無くしてくれる言葉。



及川が微笑むから俺も微笑みながら…


「次は定期演奏会に向けてだな」


って言うんだ。

そうするとこう返してくれる。




「はい!」