君が私にキスをした。




「あの、用はなんですか……」

「お前今なにしてる?」

「いや、勉強してます」


嫌な予感は的中する


「はーん。ちょ、さ!今日すげー忙しんだわ!お前今からバイトでれね?」


はぁ……

私はきっと押しに弱い
そして、断れない

と言うのもきっと1年も一緒に働いてる健さんは何だかんだで 私の特別な人だからということもあるけど


「……分かりました。何時からですか?」

「お!さんきゅー!やっぱりお前最高だな!今から来れるなら今からよろしく!!」


伝えたいことだけ言うと勝手に 電話を切りられた


私って本当、つくづく馬鹿だな……
大切なものの為に鬼にならなきゃならないってのに


今何を優先すべきか もう少し考えないと、また去年みたいな結果になる

試験まで残り2ヶ月
きっとあっという間だろうな



私は荷物を取りにB教室へ戻った


扉を開けると、数人の人が集まって今日の授業のことを話している会話が聞こえたけど
あまり気にならず 荷物を手に取り部屋をでた