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Error エラー Error
相手にメッセージを送ることができません。ブロックされています
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「なっ!」
俺は思わず声を出して、送信ボタンを押した。
エラー?
相手は俺がメッセージを送れないように拒否してるってことか?
血の気が引いていくのが自分でよくわかった。
全身に鳥肌が立つ。
どういうわけか刃物男は、俺から逃れるためにあえてブロックしているって事か……?
リクとユウカを手に入れた事は刃物男が思った以上の収穫で、もうそれ以上は望まずに引き下がるってことなのか?
そんな……。
どうすればいいんだ。
二人のスマホにはGPSがついていて探索できるようにはなっているが電源が切れているんじゃ意味がない。
俺は駆け足でリクとユウカ、そして刃物男の姿を探し始めた。
まだ近くに居る可能性はある。
ラブホテル街を疾走し、俺は息を切らしながら二人の姿を探した。
人通りの少ない道で走っていると、ホテルを探しているカップルから白い目を向けられる。
刃物男は既にこのラブホテル街から出ている?
そうなると、歌舞伎町の方に戻っているのか?
