嗤わない月の下で

しばらくして運ばれてきたお子さまランチ。

ご丁寧におもちゃ付きだ。

二人は笑いながらお子さまランチの旗の取り合いをしている。

私は黙々とお子さまランチを子供用のフォークで食べた。

「美味しかったー」

「ほんと、良い店見つけたよねー」

「たしかに、お子さまランチにしてもレベルが高かったよ」

皮肉ぶって言う。

「もーすねちゃって、ほらミニカーですよ、ふふふ」

まだ笑い足りないのだろうか。