嗤わない月の下で

「武田さん、ですよね?」

「うん、そうだけど」

「その、美味しいレストランを見つけたんですけど・・・」

もしかしてこれは・・・・。

「あの、ご一緒に食事でも」

なぜか左手ではぐーを作っている。

「ああ、ぜひご一緒したいね」

「よかった、そうですか、じゃあ駅前まで迎えに来てもらえますか?」

「うん、かまわないよ」