少女は軽快なステップを踏む。 それについていくのが精一杯だった。 必死に踊っている私を彼女は楽しんでいるようにも見える。 しかし、なぜだか私は楽しくてたまらなかった。 浮遊感というのだろうか、いい気分だ。