嗤わない月の下で

すべてを見透かしたような青い瞳がたずねてくる。

「まぁ、普通だよ」

適当にはぐらかす。

「そう、まだ許してあげてないのね」

背筋が寒くなった、思い出したくない。

「君は、まだ月が嫌いなのかい?

青い目が閉じられる。

お互い、まずいことを聞いてしまったようだ。

すると、また曲が流れてきた。

「お互い、秘密ね、せっかくだから水に流してもう一曲踊りましょう」