嗤わない月の下で

「でも、傷ついたのはほんと」

「ゴメン」

「でも、いつも来てくださってるんだもの、そのくらいなんでもないわ」

曲が終了した

いつも彼女はここで消えてしまう。。

しかし、彼女は身を寄せたまま止まっていた。

「あなたは、父親を愛せた?」

ぎくり、と心臓が反応した。

彼女は判っていっているのだろうか。