嗤わない月の下で

営業の途中、何度も路地裏を覗いたが、やはり誰もいなかった。

なづみちゃんは普段は何処にいるのだろう。

ここにすんでるみたいなこと言っていたけど。

やはり、変な子なのだろうか。

「失礼ね」

そっと後ろから声が聞こえる。

驚いて後ろを振り返った。

しかし、そこには誰もいない。