嗤わない月の下で

しかし、こんな不思議を持ち出してくるなんて、神様の粋なはからいだろうか。

三十年分のつけが回ってきたようだ。

曲も三週しようというところで。

「あなたは、子供の頃、家族がそろっていた?」

すこし、嫌なことを思い出す。

ぐっと飲み込む。