嗤わない月の下で

「なるほど、おもしろそうだね」

そして、二人での弁当作成が始まった。

ふと、指が触れ合ったりしたが、恥ずかしがることなく作業を進めた。

余った分は夕飯になる。

「じつは、聞いて欲しい事があるんだ」

「なんれふか?」

「ああ、飲み込んでからでいい、私の家族について話したい」

「はい」

真剣な面もちで応えてくる。