嗤わない月の下で

「そう、私たち、似たもの同士ね」

「ああ」

「お互い、望まれていない子ね」

たしかにそうだ、ずきりと、胸が痛くなる。

少女はとんとんとつま先を地面に突いて、終わりのポーズをする。

「ごきげんよう、また明日」

「ああ、さようなら」