「どうもありがとう、鳩山君。 ついでにそこの花瓶に入れて飾っといて」 「え〜橘さんのための花なのに〜」 ムンクの叫びのような顔をしている鳩山ノボル。 もともとアホ丸出しだったが、そんな顔をしたがために、更にアホさが加わった。 「気持ちだけで十分だよ」 「じゃあ家に持ち帰って、俺だと思って大切に育てて下さいっ」 「鳩山君だと思って育てたら、2日で枯らしちゃうかもしれない」