もっと。

「…廃部かなあ…」

そんなことをつぶやいていると

何人も校門から入ってくる中

ひときわ目を引く生徒が居た。


栗色のサラサラ髪

透き通るような白い肌

二重で黒目勝ちな目。


一瞬女の人かと思ったけど

よく見ると喉仏があったり

ズボンをはいていて、ちゃんと男の子だった。


これだけ綺麗だとモテるだろうな…

で、名案。


モテる人が部活に入るとつられてほかの子も入るのでは?


我ながら天才だ。

駆け足でターゲットに近づき 声をかけた。

「あの、ちょっといいですか?」