ウソホンキ




…あぁ…、どうしよう。




なんとか自分の手を背中に当てて、とろうとする私。






…けど、





とれない。






「なにしてんのー?置いてくぞ?」






佐野はポケットに手を突っ込んで、そう言う。





…迷惑はかけられない。



しかも、こいつに迷惑なんてかけたら、後で酷いことになりそう……。