目の前に広がる建物は 圧倒されるくらい大きくて 自分がこの場に立っていいものなのかと 少し不安を抱いていた。 青く澄み渡った空と 真っ白な入道雲は 手を伸ばしても決して届かなくて。 レンガが敷き詰められた地面は ここが歴史ある場所だと伝えているみたいで。