私達はまたこの世界に戻ってきた。 魔王がまた誕生したらしい。 私達が降りた先は龍が翔平を倒した場所。 何でこんなところにとばされたんだろう。 そこはあのときのまま。 運命の日のままになってた。 崩れたその城の中、光が射し込み私たちを照らしてる 「…ほんとに戻ってきたんだな。」 『うん…』 みんな静かにこの跡地をふらふらする。 いくら探しても何もないのに。 龍はあの頃の思い出を思い出すかのように魔法で花を造形し置いた。