夏樹side

龍達がお母さんに頼まれたことをやってきたみたいで校長室に呼ばれた。

《そーいえばよくりょーちゃん方向音痴なのに目的果たせたねぇ…》

〖バカにしないの、確かに方向音痴だけど〗

海欄はあははって明るく笑って鼻歌を歌い始めた

『でもさ、そんなに重要なことがわかったのかな、呼ばれるなんて』

確かにそうだ。普通なら私たち呼び出し食らってないのに