莉奈ちゃんが出ていってからひとまずメンバーの朝ごはんを作り終わり、莉奈ちゃんから預かった手紙を目を通し初めた。

わったーへ

私にとってわったーは、母の様な存在でした。
まだ子供だった頃私は、暖かいご飯っていうのを知らなくてだからこの家に来てわったーがいつもお帰りと言ってくれることが私は嬉しかったありがとう、またいつか会える時楽しみにしてる。
後ひとつお願いがあります、誰にも言わないで欲しいモデルになると決意をしたことを
莉奈

そしてもう一つ手紙が入ってた。
「莉奈ちゃんは、バカだよ…
こんなこと書くなんて、泣かさないでよ…」
「わったー、おはよ」
手紙を読み終えると、時間は8:00だった。

「あれ、横尾さん莉奈ちゃんは?」
「……た」
「えっ?」
「出ていった」
「どうして!?」
「知らないよ…」
「なんで」
「引き止めれなかった、あんな悲しい顔されて」
「わったー」
「横尾さん」
「ごめんな」
「悪くない」
「これ、莉奈ちゃんからみんなへのそれぞれの手紙」