私は、あなたにで会ったあの時から好きなんだって。
なんで、気づかなかったのかな?
でも、祐太は好きな人が居るって言った。
私はあなたの隣にいる資格がない。
貴方は、私の過去を知ったらどう思うのかな?
私を軽蔑するのかな?
「ご、ごめん…莉奈」
「大丈夫…」
「コツん…莉奈の嘘つき」
「えっ…」
「震えてるじゃん、怖い思いさせてごめんな」
「祐太…」
「どうした?」
「なんでもないよ」
凄く、嬉しかった。
汗だくになりながら心配してくれた、裕太を見て。
いつか、貴方に言えるだろうか私の今までの過去を…。
「……ふふ」
「やっと、笑った」
「えっ…?」
「莉奈に会ってから一度も笑っわないから心配だったんだ、理由なんて聞かないいつか莉奈が言ってくれる日まで俺待つから」
なんでそんなに優しいの、そんなに優しくしないで私はこれから先も笑えないから。
「よし、花火大会もうすぐ始まるみたいだから行こう!」
「うん…」
海の近くにある階段に座った。
「莉奈の事を教えて?
「えっ…」
「まだ始まらないし」