月日は過ぎ、8月6日。
今日は、莉奈と桜城の花火大会に行く。

俺は、部屋着から私服に着替えた。
プリントTシャツに黒のジャケットを羽織りダメージジーンズをはいてリビングでコーヒーを飲みながら待ってる。

今の時間は、俺と莉奈しかいない。

太輔は凪沙ちゃんとデート。
わったーは好きな子に告白するみたい、北山とにか達は海でサーフィンするって言って出かけていった。

だから今は莉奈と俺の二人きっり。

だから少し浮かれてた。
この時思いもしなかった、君の過去を知った時もっと早く出会いたかったそう思った。
「ゆ、裕太….お待たせ」
そう言った、君の声が聞こえて驚いたよ、あまりにも綺麗だったから。
白地にピンクの花柄をあしらった浴衣を着てた。

「裕太?」
「綺麗だよ…」
「ほんとに?」
「うん…」
俺は莉奈を優しく抱き締めた
「あー、他のメンバーに見せたくないなぁ」
「えっ、何それ。
でも私の浴衣姿を見るのは裕太が初めてだよ」
「本当!
なんか嬉しい」

「……そそろ、行こうか?」
「うん…」

階段から降りると裕太はリビングでコーヒーを飲んでた声をかけると驚いていて裕太の格好は凄くかっこよかった、何故か胸が高鳴った。