「莉奈…好きだよ、彼女になってて言った事」
「うん、覚えてるよ」

今日の、裕太はなんだか様子がおかしかった。

「莉奈…さ、顔を真っ赤にして言ってたな
なぁ、莉奈…」

「……」
裕太は私の前で膝まづいた。
「如月莉奈さん」
「はい…」
「俺と…結婚してください」
「……裕太は私なんかでいいの?」
「莉奈じゃなきゃ嫌だよ」
「よろしくお願いします」
「莉奈…」

額をくっつけて…
「君を好きより…愛してる」
「うん」

「莉奈!」
「玉…」
「おめでとう」
「おめでとう」

「お姉ちゃん、凪沙」
「お前ら!」

ずっと…ずっと大好き、愛してる。

私の王子様は裕太貴方だけ。

莉奈君と一生離さない。

そしてあのプロポーズから1年。
いつものように家に帰ると
「ただいまー」
「お帰り、裕太」
「ただいま、莉奈」

君の笑顔が待っている。
END.