「莉奈ちゃん」
「潤くんに渡されたの一目でいいから見に行けって」

「ごめんね、迷惑かけて裕太を…こんな….」
「大丈夫だよ、裕太ならそんな簡単に死んでもらったら困るし」
「ね、みんな」
「「「「「おー」」」」」




遠くの方から莉奈の声がする優しくてふわふわしてて守りたくなる莉奈。
行くな、どこにも行くな俺は…俺は…


眩しく、光を指す。
白い天井…

俺が目を覚ましたの3日だった。

「裕太、目覚めた?」
「白石さん」
「たく、迷惑掛けやがって」
「今日から仕事だからな、午後からだけ」
「ありがとうございます」
「玉?」
「目覚めた?」
「うん、迷惑かけてごめん」
「いいよ!」
「ガヤ、莉奈来た?」
「来たよ…泣いてた」

「そっか…俺はいつも莉奈を泣かしてるな」