曖昧な表情をみせる先生。






『安永に頼まれてほしいことがあるんだ・・・』





頼まれてほしいこと?





まったく予想がつかず、あたしは首を傾げて先生の続きの言葉を待つ。






『安永って帰宅部だよな?』




『あ、まぁ、はい・・・』






なんで、今さら?




ますます意味が分からないと思った、次の瞬間、あたしはあ然としてしまった。





『花壇の草むしりをしてほしい』