君想い



とりあえず忘れよう、そう思い放課後。
HRが終わり、帰ろうとして教室を出たその時だった。

「おい」
突然声をかけられ振りかえると今朝の美青年、東堂瑠伊がいる。

「な、なに」
驚きとかなりの顔の整い具合に緊張しどもってしまう。

すると
「ちょっと話あるから来い」
そう言われ腕をつかまれ引っ張られている。

やめて!そう言おうとしたけど声が出なかった。
そうして彼に誘導されるがまま着いた先は体育館。
すると数人の男子がいた。