「あっぶね~な。
母さん!!怪我させる気かよ!」



「ごめんね!つい…。」




私を支えてくれたんだ…。


お礼を言わないと。



「ありがとうござい…」



私は振り返った。





そこには。





「え…」




さらさらな黒髪。


鋭い目付きに、


他者を圧倒させる雰囲気。






これは…、







「ぎゃぁぁぁぁあああ!!」





なんか覚えがあるよ!?