【完】暴走族くんと、同居はじめました。






「いや、本当にだから…「決定だな。」




…今のはわざとだな、飛鳥。

けど本当に暴走族なんかの仲間になるほど落ちぶれてはいないの。




「絶対ならないから。」



ここにいるのも、私がこれからバイト三昧な毎日になっちゃうのも、全部全部。

ヤンキーのせいなんだから。




初日からその類いになってたまりますかー!!






「はぁ…もう諦めようよ、さすがに無理な勧誘は七彩ちゃんに迷惑だからさ」



大人な千尋。

そうだそうだ!!迷惑極まりない!!




「チッ…」



今、飛鳥から舌打ちきこえたし…。

ほんと不良って好きだよねぇ、そういうの。



舌打ちとか、手をボキボキ鳴らして威圧するの。