「お前に拒否権ねぇから。」
なにそれ!?
ってか何様なわけ!?
「飛鳥様」
ムカムカぁ!
自分で言わないでしょ!?
ていうか...
「なんで考えてること...」
「お前単純なんだよ。つまり、天然とかいて馬鹿と読む。そんなイメージだ」
「はぁ!?単純でも天然でも馬鹿でもないですけど??私特待生ですけど??」
そう、私は母親が死んで、お金が本当に足りなくなって、転校してきたのだ。
私を、すぐにでも特待生として受け入れてくれるところを。
制服はなく、みんななんちゃって制服というものを着ているから制服代はかからないし。
だから私は馬鹿ではない!!
「勉強うんぬんの話じゃねぇよ。
性格の話してんだよ。お前、馬鹿だろ」
「はぁ?だから馬鹿じゃないって言ってるの」
「フッ。試しにババ抜きでもしてみるか?お前は絶対負ける」
うるさぁぁぁあい!
確かにババ抜きではいつも負けてるけど!


