「七彩、アイツに彼女できたらどうする?」
「飛鳥に彼女?」
そんなの……、
おかしい、想像するとモヤモヤする。
ダメだ、これ以上考えるのは。
私、なにしてんだろう。
「ごめん咲人、もう戻る」
「は?」
「ちゃんと、答え出すから」
この答えは、咲人に質問されてその時の気持ちで判断してはいけない。
私がちゃんと、アイツの目を見て、気づかなくちゃいけない気持ちなんだ。
階段を一番とばして駈け降りる。
飛鳥は溜まり場にいるかな。
今会えば、わかる気がする。
なんでこんな乙女になってんの私!!
私らしくない!!
ここは堂々といこうじゃないの!?
ズカズカと、階段を降りる足に力を入れた瞬間、
「きゃっ」
ズルッと音をたて、私の体が宙を舞った。
前のめりに落ちる体。
これは…!
顔面着陸の危機!!!!
女子としてあってはならぬ事態になる!!
顔面から落ちて鼻血出して、挙げ句の果てにはスカートから下着丸見えなんて少女マンガあるあるの展開になる。
あれは可愛い子だから許されるのであって、平凡ヒロインがやっていい技ではない。
華麗に着地なんてそんな芸持ってもないしとりあえず、
「うぎゃぁぁぁああ!!」
ヘルプミー!!!!


