【完】暴走族くんと、同居はじめました。












一緒に住んでて、印象なんて変わった気がする。


全て。


なにもかもが、私のヤンキーという偏見を吹き飛ばしてくれた気がする。







「…飛鳥は、ヤンキーで、暴走族で、見た目も怖いしいきなり意味わからないこと言ってくるけど。






……大切な人だよ」







「へぇ~、」







むっ。

咲人になんか上から納得されるとむかつく。





てかなに?

飛鳥のことどう思ってるかなんて聞いてきて。






私がもう嫌ってないことくらい、見てたらわかると思うのだけれど…。







「大切な人、か。

ならどうだ?恋愛対象としては?
アイツのこと、好きだったりしないのか?」




「はぁ?」






またそれ?



飛鳥のことを恋愛対象で好きだなんてそんなこと…、





そう思った瞬間、

私の頭の中で、ここ最近のことが鮮明に思い出された。







晴飛くんとの時、ぎゅーって抱き締めあったり、

無駄に近かった、壁ドンで文句を言われたり、




昨日も…、


間接キスしちゃったり。








「……っ!!」



思い出すだけで、顔が爆発しそうなくらい熱い。







「七彩…?」



咲人がなんか覗きこんでくるけどそれどころじゃない。









だってだって、思い出しちゃった。



私…、そのどれもが嫌じゃなかった。









ぎゅーって抱き締められた時も、抱き締め返した。


壁ドンされたときも、間接キスのときも…っ、

ドキドキで心臓壊れそうなくらいで……。






あぁもう!



どうしちゃった私!!