【完】暴走族くんと、同居はじめました。









だってだって。


いきなり後ろから抱きついてきたりする?



道端で、ぎゅって抱きしめるバカなんて他探してもいないよ?








なんで飛鳥が私に今日はあんな甘かったのか、全くわからないけど。


でも、





嫌じゃなかった、と思う私がいるのがなにより恐い。







輝夜のことは確かに大好きだし、飛鳥のことももちろん好きだけど……。


だ、抱き締めあうとかって、そういう『好き』でもできるものかな?






「なんでこんなに悩んでんだか……」



帰ってくるまでの道。



飛鳥の隣を歩くだけで、心臓がバクバクしちゃって。

この音が聞こえてしまうんじゃないかって思ってた。







それに、同時に変なモヤモヤがあった。





抱き締められた時、心地いいなって顔を埋めた瞬間に、私の中で、



女の子にそうやって抱きつくのは、飛鳥にとって普通なのかなって。





そんな思いが降ってきた。、