とりあえず、夕食まで部屋で待機だ。 私はいつも通り部屋に入るなり、ベッドにダイブする。 「……なんなんだー!!!!」 そして、枕に向かって大きく叫ぶ。 もちろん枕に向かってやってるから、声はこもって部屋の外なんかに聞こえない。 もう本当に、なんなんだ!! 涼子さんの話のことももちろん気になるけど、私のなんなんだ!!って思うところはそこじゃなくて。 「飛鳥のバカ……」 飛鳥のことだった。