【完】暴走族くんと、同居はじめました。











「俺に……?」




「そう、飛鳥に」




な、なんだろう……。


ドキドキと胸が鳴る。



七彩からの告白?とか自惚れてるドキドキではない。


なんとなく、コイツが俺を真っ直ぐ見てる、その目に。





異様にドキドキする。


やべえ、俺、顔変なんなってない?











「薄々感づいてると思うけど。






……私さ、輝夜が好きだよ。大好き。」







「え……」





俺は大きく目を見開いた。



七彩から、そんな言葉が出てくるとは、思わなかったから。








「最初はもちろん嫌いだったよ。けど、何事にも一生懸命だし、良いことをしてるとは言えないけど、

それも青春かなって。甘いかな、私。」








俺の手をぎゅっと握り返してくれる七彩の、手のひらが熱い。







「それに、晴飛くんに色々言われて、すっごいイラついちゃって……。

あー、私、輝夜好きなんだなーって思った。」







「七彩……」







「だからね、飛鳥」








七彩は、繋いでる手を便りに、俺との距離を縮めて、











「私に、出逢ってくれてありがとう。

輝夜に、出逢わせてくれてありがとう。








ここを、大切な居場所に思ってるよ。

これからも、よろしくね?」








そう、笑うから。だから。








俺はそのまま、七彩の小さな肩を両手で引き寄せた。