【完】暴走族くんと、同居はじめました。









そして全員の視線が一斉に私に向けられる…。




じりじりと…。



なんか居心地悪いんですけど!!




「な、なによ」


私の高く結わいてあるポニーテールが揺れる。

ていうか、そんな振動もつたわるくらい、動いちゃいけないような気がして。





私が、手をぎゅっと、握ったときだった。





「とりあえず、お前中来い!」




一番背の低い男の子に引っ張られ、例の部屋に入れられた。