「飛鳥、僕も行くべきだと思う。」
「千尋……」
今までずっと黙って見ていた千尋が口を開く。
その言葉は、直を肯定するもの。
「……まぁ別にいいけど。
行く理由くらい教えろよ。
なにしてくればいいんだ?」
「いやん。総長様がパシられてるぅ」
「直キモい」
直が言い出したんだろうが。
「んー、なんかね、七彩チャン、今そのカフェに杉林晴飛と一緒にいるらしい。」
「は?」
どういうことだ?
七彩と、晴飛が一緒にいる……?
バイトじゃないのか?
「バイトまでの時間でいいから、カフェでお茶しようって誘ってる杉林晴飛を、僕たちみたんだよね」
「まじかよ……」
杉林晴飛のこと、お前ら知ってたのか。
「黒髪黒縁眼鏡の、真面目くんって感じだったネ~」
そんな真面目くんが……。
なんで七彩を誘ってんの!?


