「で、飛鳥は何に悩んでるの」
……何って、そりゃあ。
「なんで七彩が晴飛のことを好きになったのか、とか。
なんでこんなモヤモヤするのか、とか。
輝夜を好きという結論を、なんで……
出さねぇんだよアイツ。」
あー、もう。
口に出すとまたイライラしてくる。
「…飛鳥ぁ。
……色々と悩んでるところ悪いんだけど
お前が今言った悩み、
つまり1つの原因からきてるってわかってる?」
直は、触ってたスマホをポイッとソファーに投げると、俺に目を合わせて、
ニヤニヤと笑ってくる。
その顔ムカつくし。
……てかなんなんだよ、直。
「……わかるわけ、ねぇよ。」
こんなに悩む原因がわかるなら、
最初から苦労してねぇよ、バカ。


