「いらっしゃい、七彩ちゃん」
千尋ー!!
千尋だけ普通だー!
私は迷わず千尋の隣に座る。
と、
「「「は!?」」」
ガタッと音をたてて、立ち上がった3人が。
……って、なに?
「…な、七彩チャーン、隣おいでー?」
ポンポン、と自分の隣の空いている席を叩く直。
「な、七彩!!!!
俺の卵焼き食わねぇか!?!?」
いや、平太のお母さんが作った大事な大事なおかず盗ろうなんて思ってないけど……。
「俺、さっき、お前に俺の隣に来いって言ったよな?」
いやいや!言ってないし!
飛鳥が妙にツンデレっぽい感じで、座ってもいいぞ?みたいな言い方だけだよ?
い、一体……。
「な、なにが起こってるの……」
みんながおかしい!!
私を女の子扱い!?いや、違うか!
ちゃんと人間扱いしてる!!