【完】暴走族くんと、同居はじめました。







とりあえず、なんできたのかわからない。


そう訴えようと飛鳥を見ると、ちょうど目があった。




飛鳥は少し目線を逸らして、また私に合わせる。





「まぁきっと楽しいからよ、」




飛鳥はそう言うと、





「たまにはお前も羽目外せよ」





憎たらしいくらい爽やかな笑顔で私の頭を撫でたーーーーー




瞬間、






「おめえらぁぁぁぁあ!!
全員集まってるかぁぁぁあ!!!」




「「「うおおおおお!!」」」







とてつもなく厳つく迫力のある声で号令をかけた。