【完】暴走族くんと、同居はじめました。







「んー、じゃああとででいいや」




「はぁ?何て言ってる!?」




声色が少しイラついてきてるのがわかる。


なら、バイク改造しないでよ!


うるさくて仕方がない!!





「もう!だから、」



あ、声聞こえないんだっけ





んー、どうしたら声が届くかな?







あ、これならどーかな、




私は掴んでた飛鳥の背中から手を少し離すと、







ツーゥと、飛鳥の背中に指を滑らせた。