「~~っ、死ね!!!」
私は即刻まわし蹴りを放つ、が、さすがヤンキーの幹部。
サラリと避けられてしまった。
「ちょっと七彩チャン足だしちゃだめデショ?」
「思わずでたの!条件反射!」
「俺難しい言葉ワカラナ~イ!
暴力はんた~い」
「お前が言うか暴走族め!!」
ケンカ三昧な毎日のくせに!!
「まぁまぁ、冗談だよ、制服探してたら偶然あけちゃったのよ。不可抗力ってやつ?」
「そもそも開けなければそんなことはおこらなかったのでは?」
「あれ…?さっきお礼言ってたジャン…
え…、怒ってる?」
はぁ…なんでこんなに振り回されてんだろう。
咲人もよくわからないこと言うし、直はこれだし、平太はうるさいし……
千尋はスキンヘッド吹っ飛ばすし、飛鳥は自己中俺様総長だし!!
まともな奴はいないのか!!!