「……直?」
「お、おおおおううう、
七彩チャンがお礼言うなんて驚いてさー」
なんかキョドってるな~
本当になにもないの?
驚いただけ?
「なんか隠してない?」
「隠してない隠してない」
…まぁ、そう言うなら信じるか。
私は、もういいだろう、と直の横を通りすぎた。
髪はやく整えなくちゃ…っ、
私が少し駆け出したとき、右手を掴まれ、グイッと後ろにひかれる。
「…わっ!!」
後ろにいるのは直だけ。
「ちょっと、まだなにか…」
そう言いかけたとき、
さらに右手がひかれたせいで、直との距離が近づく。
「…七彩チャン…」
そして、耳に極限に近づけられた口元がそっと囁いた。
「……ピンクのレース下着なんて、もってるんだね?似合いそう☆」


