「おはよう七彩チャン。
今日も可愛いね。」
ニコニコと私に笑いかけてくる直。
私は直を尋問しようとしてるのわかってる?
「あのさぁ、直…」
「いや、俺じゃないよ??」
「はい??」
え?わたしの言おうとしたことわかってるの?
っていうか…直じゃないの?
「タンス開けたの……直だと思ってた」
「制服もっていかないかって言ったのは飛鳥だよ」
「飛鳥か…」
アイツ…。
本当に乙女の気持ちわかってない。
涼子さんにきたえられてそうなのに。
「…教えてくれてありがとう。
飛鳥に文句いってくるわ」
私はチッと舌打ちをして、直に背をむけた…。
…って、あれ?
んん?
さっきの会話おかしくなかった?
「……直、」
私は直のほうへもう一度振りかえる。


