私はさっさと着替えて部屋を飛び出した。
もちろん、飛鳥たちに文句を言うためでもあるけど…。
いや、昨日の雰囲気からしてら開けたのは直だと思う。
勘で決めつけるのは良くないと思うけど、私の勘は本当によく当たるから!!
まぁ、その前に、髪とか寝起きでボサボサだから、はやく洗面所へ行って整えたい。
洗面所へ向かって駆けていると、
目の前に大きな黒い物体が…って、
「うわっ」
避ける暇もなくぶつかった。
「わっごめんっ」
誰かもわからずに謝る。
「走ったら危ないよ、七彩チャン」
頭の上から降ってきた声に、顔をあげると、
「あ…直か。」
今まさに文句を言おうとした奴が。


