「は…?お前男のベッドで寝るって意味わかってんの?」




飛鳥はすごい勢いで睨み付けてくるけど、なに。


意味?


そんなんとくになくない?





「…俺もそのベッドで寝るんだが?」




「はぁ?そんなん許すわけないでしょ。
私が寝たら飛鳥の部屋立ち入り禁止~」



「それはふざけすぎだろ。
俺どこで寝るんだよ」




はぁ?というように飛鳥は首をかしげてる。



あっなんかその仕草不良っぽくなくて可愛い。



じゃなかった。







「え?ここで寝ていいよ。
どうせみんな泊まるんでしょ??

この部屋のが広いし。雑魚寝しやすいじゃん」





「あーなるほど。それはいいかもな。
一夜の部屋交換ってことか」




「そーそー。」





「ふぅん…」



そういって少しニヤついたのは直。



忘れてた、コイツ女たらしの変態だった。